パッケージデザイン ケーススタディ
大手食品会社の場合
ブリーフィング内容
クライアントN社より他ブランドとのコラボレーションで、ダブルネームによる新商品を限定販売する事が決定。
競合となる他社ブランドを意識しながら、新商品の持つ事実・機能・特徴を消費者の顕在・潜在意識にリーチするパッケージデザインを開発したいとのリクエストを頂いた。
●弊社の取り組み
新商品の事実・特徴・機能価値・情緒価値・生活価値を整理し、競合商品との違いを分析。
さらにSWOT分析により、対象商品のアドバンテージを明確にする事でブランドパーソナリティを決定。
それらを踏襲したデザインコンセプトを設計し、3つの方向性に分けてデザインを開発。
クライアントN社より頂いたリクエストの内容を与件の整理としてまとめます。
開発背景や商品の特徴、ブランドアイデンティティ、ターゲットユーザー像、消費機会、想定販売チャネル等、頂いた情報認識に誤差がないかを確認します。
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競合商品及び原料・素材を使用した商品の消費・市場動向を検証し、消費者の直接的・間接的ニーズを検証します。
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代表的な競合商品のポジショニングマップを設定し、新商品がどの市場に投入すべきかを検証します。
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ブランドサーキットを設定します。
クライアントの想定したブランド価値と弊社の設定したブランド価値とを見比べて、ブランドメッセージの新たな可能性について検証します。
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新商品のSWOT分析を行います。
ブランドの持つ強み、弱み、脅威、機会を洗い出し、パッケージでメッセージすべきポイントを絞り込みます。
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これまでの結果を踏襲し、ブランドエッセンスを導き出します。
その上で3つの方向性を決定しデザイン開発の作業に入ります。